2008年09月02日

NHK教育「生きものの豊かな田んぼ」を放送

 NHK教育番組の「知るを楽しむ」で田んぼの不耕起移植栽培が9月3日(水)から放送されます。岩澤 信夫さんが4回にわたって不耕起移植栽培に出会うまでから不耕起移植栽培の魅力、これからの姿について話されるようです。
 不耕起移植栽培は、以前にもこのブログでご紹介しましたが(2006年5月28日)、従来の稲作の常識を覆し、田んぼを耕さずに稲を育てるという農法です。従来の稲作〜稚苗を機械で密植しするのでひ弱のため化学肥料と農薬で育てる〜への疑問からスタートしたものです。丈夫に育てた成苗を耕さない田んぼへ粗植すると稲は潜在能力をフルに使って育とうとし、農薬に頼らない稲作が可能となるというものです。さらに耕さず、農薬も使用しないため多くの生き物が田んぼに戻ってきます。私も耕さない田んぼを何度も見ましたが、その生き物の多さにはいつも驚かされます。

 さしあたって、東京や横浜、川崎の田んぼは収益性や収量とは別の次元で稲作が行われているわけですから、東京都や神奈川県は環境支払いなどの制度を設け、早くこのような生き物が豊かな田んぼへ転換するように誘導すべきと思います。

 また、このような農法が確立しているにもかかわらず、未だに学童農園など学校での稲作は従来の農法ばかり。そもそも苗を手植えするわけですから、成苗のほうが植えやすいし、その後の生育も良好ですし、さらに生物層も豊かなのですから観察にはもってこいです。ぜひ、不耕起移植栽培こそ学校で取り入れていただきたいものです。
 でも、もしこの農法が学校で教えられると、農家の人や農協、普及員は困ってしまうでしょうね。だって「どうしておじさんたちはこの方法でお米を作らないの?」と子供たちに聞かれしまうから・・・・・

 詳しい内容は、番組をご覧になってください。

 
放送日
再放送
第1回日本の農業はコメだ
9月3日(水)
PM10:25〜50
9月17日(水)
AM5:05〜30
第2回耕さない田んぼが農家を変える
9月17日(水)
PM8:00〜25
9月24日(水)
AM5:05〜30
第3回生きものが集まり、人が集まる
9月24日(水)
PM10:25〜50
10月1日(水)
AM5:05〜30
第4回田んぼを守るために
10月1日(水)
PM10:25〜50
10月8日(水)
AM5:05〜30

*第2回の17日は放送時間が早いのでご注意を
posted by 農楽人 at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | トピックス
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