ところが、仙台市では実際に区画整理事業地内の市有地を市民参加型の街づくりを目指し、市民農園として活用していました。
詳細は不明ですが、関係者が知恵を絞れば、できないことはないんだと思いました。仙台市に話を聞きに行きたいな〜。
【2007年5月18日 河北新報】
根付く参加型街づくり 旧都市総研の市民農園で野菜栽培
今年3月に廃止された仙台市のシンクタンク「仙台都市総合研究機構」によって運営されていた同市宮城野区の市民農園「アーバンスコップ」で、今年も野菜作りが始まった。元研究員と地元住民らが、交流しながら苗の植え付けなどに取り組んでいる。市民参加型の街づくりを目指した都市総研の“遺志”が、農園にしっかり根付いたようだ。
アーバンスコップがあるのは、JR仙台駅東口近くの宮城野区元寺小路の仙台駅東第二土地区画整理事業地内。市有地のうち約100平方メートルが当てられている。
区画整理の進展などで、年々様変わりする中心市街地で、地域の交流の場にしようと、昨年7月に都市総研が地元住民とともに野菜作りを始めた。昨秋には盛大に収穫祭も開催した。
都市総研が廃止後の今シーズンも、農地としての利用が継続できるよう市と地元住民で話がついた。さらに元研究員と市内の造園家、大学研究者ら30人が、運営をサポートする組織「アーバンスコップ倶楽部(くらぶ)」(鈴木南枝代表)も結成した。
12日には、農園で市中央市民センター(宮城野区)が主催する「親子野菜づくり講座」もあり、倶楽部のメンバーと参加者が宮城農高の生徒の協力を得ながら、ナスやトマトなど野菜苗の植え付けと日よけ用の屋根造りに汗を流した。
農園近くの町内会、元寺小路東部親和会の本田敬子さん(74)は「毎日、野菜が育つ様子を見に来て元気をもらっている。住民が減る中で貴重な地域の触れ合いの場になっている」と話す。
都市総研の市民研究員を務めた鈴木代表は「地域の人たちと交流しながら、楽しんで作業している。野菜作りを通じて地域住民をつなげられる場が、仙台にどんどん増えていってほしい」と願っている。
