2015年03月04日

ニューヨーク、究極の地産地消!?

 アメリカ、ニューヨークの都市農業について、おもしろい記事を見つけましたのでご紹介します。
 場所は、ブルックリン地区にあるオーガニックスーパーチェーンのWhole Foods Marketの店舗。なんと、このスーパーの店舗屋上にガラス温室があり、この屋上温室で栽培した野菜(サラダ用)が下の店舗で販売されているというのです。
 
 さすがアメリカ!発想が柔軟で、おもしろい。とりたてだから鮮度も抜群!

 日本でも既存店舗で屋上駐車場の一部をつぶして温室を作れば、すぐにでも始められると思います。農業参入しているイオングループさんなど、ぜひ、検討してください。農地取得するより手っ取り早く農業生産を始められますよ!

 また、都市の中の空き地や駐車場で野菜を栽培するというのも、世界的な流れです。日本でも屋上の貸し農園が増えてきていますが、まだまだ少ないのが現状です。
 そこで、コインパーキングや開発保留地、低利用地などで野菜を作れば、固定資産税を農地並に減免するという制度を作れば、街中いろいろなところにプチ菜園が出現すると思います。そうなれば、このBlogのタイトルのように駅前で農を楽しめるようになるでしょう。
 なにしろ、三大都市圏には生産緑地の面積を上回る2.4万haもの空き地が存在しているわけですから。さらに増加が見込まれるこれら都市の中の空き地を農的に活用するように誘導することが、今後、重要となります。空き地の暫定利用として、農園はもってこいだと思います。

 既存の都市農地は相続などで転用され、一定量の減少は続くでしょうし、やむを得ないことだと思います。もちろんこの減少を少しでも食い止めることは確かに大切です。しかし、それと同じかそれ以上に重要となるのが、現在ある都市の中の空き地を農的空間として活用することです。
 つまり、減少する農地面積より多くの農的利用を創出できれば、希望する誰もが農とふれあえる「農と共生する都市」が実現できるようになります。
 都市農業の政策担当者には、都市農地の保全のみではなく、新たな農的空間の創出へと、従来の発想の枠に縛られずに「守りから攻めへ」積極的な施策の転換を期待します。
posted by 農楽人 at 20:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 都市農業