2007年04月13日

関東農政局 都市農業アンケート結果公表

 関東農政局は、2007年1月30日から2月15日まで実施した、都市農業に関するウェブアンケートの結果を公表しました。
 調査結果では、多くの方が都市農業・農地の持つ多面的機能の必要性を感じ、今後とも農地として残すべきと考えており、そのためには地産地消等の取組が必要と回答しています。
 詳しく見ると、都市農業・農地への評価では、騒音防止効果、気候緩和作用、緑地空間、景観の形成など潤い・癒し、市民農園などによる生き甲斐・ふれあい機能などいわゆる多面的機能への評価が高く、一方、新鮮で安全な野菜の供給という生産機能への評価はいまひとつ。また、農業体験活動や食育の場、農業を身近な場としてという点についてもまだ十分に浸透していないようです。

 この結果を意地悪く分析すると、農業側が意図していない効果というか、経済性のもと無視してきた効用については高く評価されています。反対に生産に関する部分では、農産物を地域に供給することや、周辺住民への農業理解促進のための取り組みなど、いわゆる地産地消や顔の見える関係を構築するために努力してこなかった農業側へ反省材料を突きつけています。農業側が「都市農業は新鮮で安全な農産物を供給しています」「身近にあるので農業への理解促進に貢献します」などと言ってみたところで、都市住民側は「近所のあの畑の野菜を一度も食べたことがないし、畑は有刺鉄線やフェンスで囲まれ一度も入ったことがない私には、そんなこと関係ない。恩恵があるのは見えること(景観など)だけ。」ということです。ですから、これからどのような取り組みが必要かとの問いに「地域で生産された農産物を地域で購入できる仕組み(直売所、生産地表示等)を整える」「学校給食に地場産野菜をなるべく多く使用していく」という回答が多くなっているのです。
 都市農業を推進する行政、農業団体、農業者はこのことをよく考慮して今後の施策等に反映してもらいたいものです。
タグ:都市農業
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2007年03月31日

「田んぼの生き物調査2006」の結果公表(農林水産省・環境省)

 農林水産省と環境省は、2006年6月〜10月に実施した、全国の水田や農業水路などの生物生息調査「田んぼの生きもの調査2006」の調査結果を公表しました。
 田んぼをお米だけを生産する場所ととらえるのではなく、さまざまな生き物を育む場所ととらえる考えは、大変良いことだと思います。全国で農家以外の方が参加してこのような調査を実施することは大きな意義があります。できればもっと多くの農家の方が参加すれば、意識に変化があらわれると思います。

 以前から思っていたんですが、この調査を「田んぼの生き物調査」というのはチョット抵抗がありますね。なぜかというと、調査の主体は、田んぼより農業用水路ですよね。田んぼの生き物であれば、魚より虫、(例えばトンボとか)がメインになるのではないでしょうか。
 用水路やため池などの農業用水整備や農地造成などを行う農業基盤整備は、農家が高齢化と生産意欲の低下で新規投資に消極的なため、今後事業の実施場所がなくなるという厳しい状況にあるわけです。農林水産省としては、予算的に規模の大きい農業基盤整備(いわゆる土木関係の公共事業)のこのような状況をなんとか打開したいわけです。
 そこで、今まで整備したコンクリートの3面張り用水路を、生き物の生育できる環境に改修する新たな事業(公共事業)を始めています。農業基盤整備関係の職員と関係業界を守る新しい事業の意味づけのため実施しているわけです。だから、実働部隊は農業基盤整備の外郭団体という構図です。調査は用水路の周辺が中心で、田んぼの中に入ることはあまりありませんし、農法と生き物との関連についても考察が不十分です。 
 まあ、国土交通省さんも河川整備で同じようなことをしていますが・・・・・

 しかしながら、このような理由で始まった調査であっても、継続することで、田んぼの中の生き物への関心、ひいては里山や日本の自然、そして食べ物、日本農業への関心が高まることは確かです。用水路より田んぼの方が多様な生き物や生態系が存在するからです。今年も、調査が実施されますので、みなさんも参加され、これをきっかけに田んぼの生き物への関心を持ってみませんか?

2007年3月26日 EICネットニュース
 95種の魚、16種のカエルを確認 田んぼの生きもの調査2006
 農林水産省と環境省が2006年6月〜10月に実施していた、水田周辺での生物調査「田んぼの生きもの調査2006」の調査結果がまとまり、07年3月23日に公表された。
 「田んぼの生きもの調査」は、水田周辺区域でよりよい生態系を形成させる手法の確立や自然と共生する環境創造型の農村整備に役立てることを目的として実施されている調査で、今回は全国の534団体が参加し、魚については306地区(1,761地点)、カエルについては300地区(367地点)の水田・水路・ため池などで調査を行った。
 その結果、魚については24科95種、カエルについては4科16種を確認。
 この中には、絶滅危惧1B類(近い将来に絶滅の危険性が高い種)であるホトケドジョウやナゴヤダルマガエルなど、希少種18種(魚16種、カエル2種 注1)が含まれていたが、一方で、オオクチバス、ブルーギル、オオヒキガエル、ウシガエルなど、外来種14種(魚類12種、カエル2種)も含まれていたことが報告されている。
 なおメダカについては、「自然環境保全基礎調査」での10キロメートル四方のメッシュ(網の目状に区画わけ)によるメダカ分布結果など、過去に知られている生息情報と照らしあわせたところ、これまでに確認がなかった15メッシュでも新たに生息分布が確認された。この結果により、「田んぼの生きもの調査」でメダカの生息が新確認された区画は、01〜06年度の総計で168メッシュとなった。【環境省】
(注1)ここでいう「希少種」は、環境省作成のレッドリストに挙げられている生物種を想定している

タグ:田んぼ
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2007年03月17日

行政・JA・農委が窓口一本化 定年帰農に弾み/神奈川(日本農業新聞)

 神奈川県秦野市の新規就農支援の取り組みが、日本農業新聞で紹介されていました。都市近郊で技術研修から農地の斡旋までこのように、手厚く支援して頂けると大変助かりますね。他の市町村にも広まることを期待します。

【2007年3月16日 日本農業新聞】
行政・JA・農委が窓口一本化 定年帰農に弾み/神奈川
 神奈川県のはだの都市農業支援センタ―は、今春初めて新規就農者6人を送り出した。就農支援の窓口を一本化して、総合的な支援をしてきた成果だ。就農するのは農家出身でない定年帰農者が中心。遊休農地計1.2ヘクタールを借りて、野菜作りに第2の人生を懸ける。支援センターは今後も年10人程度の就農者を育て、担い手確保と遊休農地解消につなげる考えだ。
 センターは2005年12月にJAはだの本所に設置。秦野市と農業委員会、JAの就農支援窓口を一本化し、農地のあっせん、技術の習得、農産物の販路、資金などの相談に一括して応じる体制を整えた。
 06年度に、市民農園レベルから新規就農までコース別に指導する「はだの市民農業塾」を開講。就農コースの第1期卒業生から6人の新規就農者が誕生した。5人が農家以外の出身で、50〜70代。4月1日に利用権を正式に結ぶ。
 卒業生の秦野市の廣瀬清彦さん(61)と隣の二宮町の服部憲一さん(61)は、ともに元会社員。今春から同市堀山下地区の遊休農地計40アールを借りて、野菜生産・直売の共同経営を始める。県の市民農園を利用してきたが、農家として正式に農産物を売る夢をかなえた。廣瀬さんは「自分たちだけでは地域で十分な信頼を得られない。センターのおかげで農地を確保できた」と、ワンフロア化の利点を話す。
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2007年03月16日

農業への企業参入低調、規制残り負担重く(日経新聞)

 日経新聞によると、企業の農業参入が予想より低調だそうです。だから、より一層の規制緩和が必要との論調ですが、はたして、そうでしょうか?
 そもそも、あまり儲からないから農業を止め遊休農地が増えているわけですよね。しかも、収益性が低いところに、日本の消費者は世界で一番品質にうるさいわけで、それを自然環境の中で作るには、それなりの技術蓄積が必要です。技術レベルが十分でない外部の企業が参入しても、なかなかうまくいかないと思います。ですから、世界的にも、農業では法人経営ではなく家族経営が中心ですし、このことは、農業経済学の教科書にも載っていることです。規制緩和したから企業でも利益がでるなんていう単純なものではないと思いますが・・・・・
2007年3月16日 日経新聞
農業への企業参入低調、規制残り負担重く
 2005年9月に解禁された株式会社などの農業参入が想定より進んでいないことが分かった。参入企業・法人184社のうち11社がすでに撤退、10年度までに500社という参入目標も下回る公算が大きい。投資負担がかさむ遊休農地しか借りられないなど規制が残るのが主因。一段の規制緩和を通じた農業の競争力強化を求める声が強まるのは必至だ。
 株式会社や非営利組織(NPO)の参入は03年に構造改革特区で始まり、05年9月に全国展開した。参入法人のうち06年9月時点で事業を継続しているのは173法人。撤退の大半は06年3月から半年間に集中しており、農水省は事業継続断念の背景に参入規制がある可能性を視野に入れ、調査に乗り出す。新規参入の希望も減っているとみられる。
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2007年03月11日

「時給は米2合」スタッフ募集 巨椋池干拓田で「不耕起米」栽培(京都新聞)

 時給が米2合とは、ナントもおもしろいことを考えたものです。
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2007年3月6日 京都新聞
 京都市伏見区と宇治市、久御山町にまたがる巨椋池干拓田で、田んぼを耕さずに無農薬で育てる「不耕起米」を栽培している農業グループが、「時給・米2合」のボランティアスタッフを募集している。秋の収穫祭までに、草抜きや田植えなどを通して人と人のつながりをはぐくむ。
 グループは、農家や学生、主婦らで構成する「結(ゆ)いの田うじ2007」実行委員会。宇治市槙島町の農業佐原勤代表(48)が、「わが子に安心な米を食べさせたい」との思いで2004年から不耕起栽培を始めた。現在、約90アールで栽培しており、口コミで仲間が集まり生産者と消費者の枠を超えて交流している。
 不耕起栽培は、秋の収穫から田植えまで田起こしをせず、固い土壌に苗を植え付け、丈夫な稲を育てる農法。従来の農法に比べ収量は少ないが、一般的には低農薬で環境保全につながる。
 グループは農作業に汗を流すとともに、毎秋、収穫祭を開き、田んぼをステージにライブも開催。今春からは、京都大や地元の京都文教大生らが主体となり、グループを運営している。
 佐原代表は「田んぼは、単に米を作るだけでなく、人と人、地域をつなげる新たな付加価値になる」と期待する。
 年間の主な予定は3月末の種もみの選別作業、6月の田植え、7、8月の雑草除去、10月の収穫祭。参加者には活動1時間に対し二合の米を提供する。保険代などが別途必要。申し込みは佐原代表・携帯電話090(1145)8240。
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2007年02月28日

都市農業が定年帰農の最前線になる?

 時事通信社によると、農林水産省は都市農業の一形態として広まりつつある農業体験農園を定年帰農する団塊世代を取り込む最前線基地にしようとしている模様です。
【2007年2月19日 時事通信社】
 都市部の農業体験者を農村へ=団塊世代の田舎暮らし支援−農水省
 農水省は19日、都市近郊の農園で農業を体験した団塊の世代などの住民が、農村で就農するのを後押しする事業に2007年度から乗り出すことを決めた。体験農園を持つ農家と農村部の農家・自治体がつくる協議会に助成金を交付し、双方の交流を促進。住民が農業体験後に田舎暮らしを希望した場合、不安なく就農地域を選べるような環境を整える。
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2007年02月17日

各県が団塊世代の就農支援対策を充実

 団塊世代の大量定年を想定し、田舎暮らしや定年帰農などをサポートする事業を各県が始めています。関東近県では、2007年度から埼玉県、栃木県が予算化して事業を始めるようです。

関連記事
 【2007年2月10日 日本農業新聞 団塊世代よ栃木へ/県が予算化 観光と農業目玉に】
 【2007年2月10日 日本農業新聞 団塊世代へ2007年度から「就農入門研修」/埼玉県】
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2007年01月29日

「八丈島農業体験ツアー」参加者募集

 伊豆諸島の八丈島で農業体験ツアーの参加者を募集しています。八丈島は温暖な気候を活かした切り花、切り葉の国内有数の産地です。
 島の農業を知りたい方などを対象とした2泊3日の体験ツアー(初心者向け)と、就農場所が決まっていない方を対象に就農候補地として農業研修をする5泊6日の研修ツアー(就農希望者向け)があります。
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農業体験ツアー(2泊3日)】
◆日 時:2007年3月1日(木)〜3日(土)(2泊3日)
◆場 所:東京都八丈町(集合 羽田空港へ9:30)
◆定 員:10名程度(原則、都内在住の就農希望者)
◆内 容:八丈町の農業紹介、切り花、切り葉の栽培農家での農作業体験、農業施設等視察
◆参加費:22,200円(羽田〜八丈島間の航空運賃(往復運賃)実費額)
◆締 切:2月9日まで

農業研修ツアー(5泊6日)】
◆日 時:2007年3月1日(木)〜6日(火)(5泊6日)
◆場 所:東京都八丈町(集合 羽田空港へ9:30)
◆定 員:3名程度(八丈島での就農希望者)
◆内 容:八丈町の農業紹介、切り花、切り葉の栽培農家での農業研修
◆参加費:22,200円(羽田〜八丈島間の航空運賃(往復運賃)実費額)
◆締 切:2月9日まで
◆問い合わせ: (財)東京都農林水産振興財団 農業振興課後継者支援係
TEL042−528−1357

<八丈島に関する参考図書>

タグ:新規就農
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2007年01月17日

練馬区、農業体験農園の利用者を募集中!

 東京都内で最も多く農業体験農園がある練馬区では、現在4月からの利用者を募集しています。
 この4月に新規オープンする農業体験農園「楽農くらぶ」をはじめ、各農園での欠員補充などで12農園、約300区画を募集中です。
 練馬区民はもちろんのこと、区外の方でも申込みは可能です。締切は1月末までですので、農業に関心のある方はぜひどうぞ。
 農業体験農園とは、プロの農家(園主)が農作物の栽培技術を伝授するといういわば「農のカルチャーセンター」です。園主の指導を受けて、作付けから管理、収穫まで行いますので、プロ並みの農作物が収穫できます。カリキュラムに沿って講習を受けるので、自由に作物を作れないという欠点はありますが、基本技術を学ぶのはうってつけです。
 詳細は、練馬区のホームページを参照して下さい。
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2006年12月28日

田植え・収穫体験福袋が登場

 もうすぐお正月ということで、デパートなどでは新年恒例の福袋を準備しています。相変わらずブランド品福袋が全盛の中で、おもしろいものを見つけました。
 それは、「目指せ!スローライフ 魚沼産コシヒカリ田植え・収穫体験福袋」です。
 そごう八王子店の企画で、「団塊世代に贈るハッピーセカンドライフ福袋」シリーズの一つで、「ちょいワルオヤジの青春プレイバック福袋(ハーレーダビッドソンとレザージャケット)」とともにそれぞれ抽選で1名様限定。
 お値段は10万円。内容はというと・・・・・
 ●新潟県魚沼の田んぼで田植え(5月)、生育状況確認(8月)、稲刈り(9月)の3回の農作業体験
 ●収穫したお米60kg
 ●越後湯沢までの往復新幹線代とホテル宿泊3回付き(1泊×2名分)
 福袋は、その時代の夢を売るものでしょう。農的な体験や暮らしが2007年のキーワードになるとそごう八王子店さんは考えたわけですね。
 今後も、この流れは当面続いていくと思います。
 ということで、私も、新年も引き続き農に関する情報を提供していきたいと思います。
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2006年12月08日

アグリファッションコンテスト

 以前ご紹介した「アグリファッションコンテスト」の受賞者発表とファッションショーが11月25日開催されました。
 一般の方向けに入賞作品の展示会が開かれますのでご紹介します。
◆期 日:2006年12月11日(月)〜17日(日)
◆会 場:恵比寿テキスタイルデポ(東京都渋谷区恵比寿4-17-3)
◆問い合わせ:社団法人日本ニットウェアデザイン協会(JAKDA)
       TEL03−5721−3773
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2006年12月01日

色づく年の瀬、ポインセチア出荷盛ん 東京・江戸川(朝日新聞)

 朝、新聞を開くと東京産のポインセチアが1面で紹介されており、ビックリ!
 実は、東京では高品質なポインセチアが生産されています。ポインセチアの国内最大の品評会「オールジャパンポインセチアフェア」(11月24日大田市場で開催)では、大賞を東京都国分寺市の松本好高氏が昨年に引き続き受賞されています。
2006年11月30日 朝日新聞
年の瀬を彩るポインセチアの出荷が、東京都江戸川区で始まっている。
 同区鹿骨5丁目の川手農園では、赤や黄色に色づいた7品種約1万3000鉢を栽培している。消費地に近い都内産は、輸送での傷みが少ないため長持ちするという。
 この秋の暖かさで例年よりも1週間ほど成長が早く、温度や湿度を調整して12月中旬の出荷のピークを待っている。



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2006年11月30日

シクラメンの直売 最盛期

 冬の代表的な花として親しまれているシクラメンですが、東京都でも生産され、生産額は全国12位です。都内産シクラメンは主に農家の直売などで入手できます。
 特に、東京都瑞穂町の岩倉街道沿いは、通称「シクラメン街道」とも呼ばれ、道の両側に温室が立ち並び都内最大の産地となっています。今年は秋以降の天候に恵まれ、品質の良いシクラメンに育っています。
 今、シクラメンの販売は最盛期で、贈答用などに花を求める人がひっきりなしに訪れ、農家にとって最も忙しい時期となっています。
関連記事 【2006年11月20日 毎日新聞東京版
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2006年10月03日

日本農業の可能性や将来性って、輸出を増やすこと?

 チョット古くなりましたが、9月29日、安倍首相が所信表明演説を行い、その中で、農業関係にもふれています。
 「地方を支える農林水産業は、新世紀にふさわしい戦略産業としての可能性を秘めています。日本の農林水産物や食品は国内向けとの固定観念を打破するため、「おいしく、安全な日本産品」の輸出を、2013年までに1兆円規模とすることを目指します。「人生二毛作」の実現に向け、就業を促進する仕組みをつくります。
 民間非営利団体(NPO)など「公」の担い手を支援し、官と民との新たなパートナーシップを確立します。」
 これからの日本農業を展望するのに、輸出がトップですか?他にもっと課題や取り組むことはあるんじゃないのかな。輸出は中心課題というよりは、脇役のさらに脇役というポジションだと思うんですが・・・・・
 そもそも、「外国で高く売れるからどんどん輸出しよう」という考えが好きになれません。確か、農林水産省は地産地消を推進していますよね。これって地域で採れたモノを地域で食すということだったはず。また、景観、生き物、伝承、さわやかな風、癒しなどお金にならない価値を多面的機能と称して重視してきたのではないでしょうか。
 これらと、金になれば輸出でも何でもするという発想とは相容れないものと思われます。せっかく芽を出しはじめたお金にならない価値を大切にしようと言う思想や取り組みが後退しないか心配です。
 「輸出し易くするため貿易障壁を取り除いたら、輸入もし易くなった」なんてことにならなければいいけど・・・・・
 だいたい、「食料自給率40%の国が輸出に力を入れる」これってジョークですよね?
 「人生二毛作」のほうに期待してみましょう!ところで、「人生二毛作」って何だ?


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2006年09月27日

「食料・農林漁業・環境フォーラム第73回学習会」の開催(2006年10月17日)

 有機農業への取組と課題についての学習会が、食の安全と安定供給、持続可能な農林漁業と農山漁村の発展のために消費者・生産者の立場を越えて取り組んでいる「食料・農林漁業・環境フォーラム」が主催で開かれますので、ご紹介します。
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第73回学習会「有機農業への取り組みと課題
◆日 時:2006年10月17日(火)14:00〜16:30
◆場 所:東京都千代田区大手町1−8−3JAビル 7階会議室
◆講 師:埼玉県小川町有機農業生産グループ代表 田下 隆一氏
      JAやさと対外対策室室長 柴山 進氏
◆問い合わせ:フォーラム事務局(JA全中農政部農政課)TEL03−3245−7516
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2006年09月10日

秩父「ぶどう」新品種の名称募集

 JA秩父では、秩父オリジナル新ぶどうの名称を一般公募しています。
◆募集内容:秩父オリジナルぶどう(新品種)の名称。ひらがな、カタカナ、漢字など自由
◆特  徴:新品種は旧ソ連原産のリザマートと米国原産のピアレスを交配して出来た欧米雑種。食味は濃厚ですが、皮が薄く、身割れの多いリザマートと酸味が少なく、皮が厚いピアレスの両方の長所を併せ持っています。8月上旬から9月上旬に収穫される早生品種で、房の大きさは400〜500c程度。 長楕円で、美しい鮮紅色の粒が特徴です。「食べ易やすい・美味しい・かわいくて美しい」ぶどうです。
◆募集期間:2006年9月8日(金)〜29日(金)(当日必着)
◆応募資格:どなたでもOK
◆発  表:採用作品の応募者へ連絡するとともに、各ぶどう園にて発表
◆商  品:採用作品に応募された方の中から1名に「秩父特産品の詰め合わせ」を贈呈。なお、応募された方から抽選で10名の方に「ぶどう狩り招待状」
◆問い合わせ:ちちぶ農業協同組合 秩父支店「ぶどう新品種名称募集係」
       TEL0494−22−2355
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2006年08月25日

NHKスペシャル「コウノトリがよみがえる里」放映(2006年8月27日)

 27日(日)、NHKスペシャルで豊岡市のコウノトリに関する特集が放送されます。内容は、近代農法への反省から農法を転換し、生き物が豊富な里山に再生するまでの様子です。是非ご覧ください。
◆放映日時:2006年8月27日(日)午後9時〜9時49分
◆番組名:NHKスペシャル「コウノトリがよみがえる里」
◆内 容:1971年に野生では絶滅した日本のコウノトリが、昨年秋、最後の生息地・兵庫県豊岡市で放たれた。人工繁殖で増やした絶滅種を、人里に放して共存を目指す世界初の試みだ。最大の課題は環境作り。中でも農家が農業のやり方を変え、川や水田に生きものを増やすことができるかが成功のカギを握る。番組では、人にもやさしい豊かな里山再生に挑戦する人々との姿と、冬を越し、繁殖の春、そして夏までのコウノトリの行動を追う。
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2006年07月26日

農業ビジネスに、若者など注目(読売新聞)

 農業分野への求人・人材派遣関連のビジネスが盛んになっています。また、農業部門への法人参入も目白押し。しかし、農業は収益性が低いので数年後、いったい何社ぐらいが残っているのでしょうか?
 最初から新規就農するのでなく、まず、農業関連法人に就職して、ノウハウを積んでから、独立するという方法は、失敗が少なくベターでしょう。
 でも、「農」のお金にならない価値とアグリビジネスとの関係はどのように整理して考えたらよいのでしょうか?どなたか良い考えがあったら教えて下さい。
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2006年6月12日 読売新聞
 農業ビジネスに、企業や若者が熱い視線を注いでいる。「食の安全・安心」への消費者の関心が高まり、飲食・食品業界も対応を迫られているほか、農業に関心を持つ人が増えていることなどが背景にあるようだ。企業の農業参入への規制が緩和されたことも、こうした動きを後押ししている。(梅津一太)

社員は30歳前後
 さわやかな風が高原を吹き抜ける6月上旬――。群馬県高崎市の郊外にある倉渕農場では、レタスの収穫がまさにピークを迎えていた。居酒屋チェーン店を全国展開するワタミの農業生産法人「ワタミファーム」の主力農場の一つだ。
 農場の朝は早い。朝5時、社員5人とアルバイト5人の計10人が一斉にレタスの収穫に取り掛かる。内側にビニールを敷いたプラスチック製の搬送箱を組み立て、ナイフを使って収穫したレタスを次々と箱詰めするなど、作業を分担して手際よく進める。その額には汗がにじみ、400箱の収穫を終えた時には、4時間が過ぎていた。
 その後も、チンゲンサイなどの収穫、収穫後の畑の整備、翌日の作業の下準備、帳簿管理などを終え、夜を迎える。大学院で農業を学び、グループの居酒屋で店長を務めた後に農場入りして約3年になる農場長の大森一輝さん(29)は「まだ経験が浅い素人集団だが、もっと力をつけ、利益を出して産業として自立できる農業を目指したい」。
 ワタミは、「安全・安心な野菜をお客さんに安定供給し、意欲ある若者に就農する機会を提供する」ため、2002年にワタミファームを設立した。農薬を使わず、有機肥料で栽培した野菜の生産を手始めに、酪農(乳牛の飼育)、鶏卵生産へと事業を拡大し、今年から畜産(肉牛の生産)にも乗り出した。現在の社員数は約30人で、30歳前後の若い社員ばかりだ。
 北海道から京都府まで全国に広がるワタミファームの運営農地の総面積は約450ヘクタール。国内の有機農業では最大級の規模を誇り、グループの居酒屋などで使う野菜の約3割を生産する。2010年までに、農地を1000ヘクタールに倍増する計画で、今年5月からは有機野菜の家庭向け通信販売も本格的に始めた。
 武内智社長(54)は「これからの農業は生産技術だけでなく、物流、販売など経営感覚を身に付けるのが基本」と強調する。

アルバイト15人
 「野菜工場を建設したいのですが……」。昨年9月に企業が農業に参入する規制を緩和する「改正農業経営基盤強化促進法」が施行されて以降、キユーピーにはこうした相談が全国の企業などから相次いでいる。茨城県五霞町と福島県白河市に2つの直営野菜工場を持ち、ノウハウがあるからだ。
 このうち、約4500個のレタスなどを毎日出荷し続ける福島工場は、密閉型の建物内で照明、温度、養分をコンピューターで管理して水耕栽培している。毎日の収穫、苗植え作業は、社員1人とアルバイト15人が午前9時から4時間ほどの作業で完了する。台風や冷夏など天候不順の影響は全くない。
 キユーピーは1984年、野菜工場を始めた。天候不順による野菜の不出来で、主力製品のマヨネーズなど調味料の売れ行きが左右されないよう、野菜を安定生産するためだ。
 栽培方法で試行錯誤を重ねた末、現在の装置を自社開発した。その装置を供与した野菜工場は、全国で14に上る。工場担当の清沢正彦・植物開発センター営業課長(46)は「農業の規模拡大でコスト削減を目指す企業の増加と、消費者の安全・安心志向の高まりを背景に、ビジネスチャンスが再び広がる」と予測する。

研修事業も…人材派遣大手
 将来、農業に従事する若者が増えると予想して人材育成に努めているのが、人材派遣大手のパソナだ。
 就農機会の拡大に向け、農村での作業を体験する「農業インターンシップ」を始めており、今年は青森、秋田、和歌山の3県で実施する予定だ。研修生は延べ100人を超え、このうち3人が就農した。同社は「研修を通じて人材を育成・確保するのが狙い。今後、いかに若者を集められるかがカギだ」とさらなる人材確保に力を入れる。
 農水省によると、新規就農者は90年から増加を続けており、2003年には約8万人に達した。このうち、39歳以下の若い就農者も増加傾向にあり、03年は約1万2000人を占めた。

<メモ>企業の農業参入
 全国の耕作放棄地は2005年に00年比1割増の約38万ヘクタールに達した。一方、03年から株式会社などに農業への参入が国の認定した放棄地などに限って認められ、参入企業数は04年10月の71から、06年3月には156に倍増し、貸し付け農地も132ヘクタールから3.5倍の472ヘクタールに拡大した。昨年9月からは、市町村が決めた放棄地などに参入できるようになるなど規制緩和された。
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2006年07月25日

アグリファッションコンテスト、新農業ファッションを募集(シブヤ経済新聞)

 社団法人日本ニットウェアデザイン協会は、ファッションで農業を変えると「アグリファッションコンテスト」を開催し、8月末まで作品を募集しています。
 協会では、「LOHAS、スローフード、スローライフ、オーガニック、食育といったキーワードが注目される今、農業にファッションの風を招き入れることで「かっこいい職業」、「素敵なライフスタイル」という次世代の農業のイメージを作りたい」、と意気込んでいます。
 いいのがあったら、私も野良仕事で着てみようかな・・・
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2006年7月18日 シブヤ経済新聞
 社団法人日本ニットウェアデザイン協会(理事長=菊池健藏バンタン代表取締役社長、事務局=渋谷区恵比寿南3)は、農業活性化を目的としたファッションコンテスト「アグリファッションコンテスト」を開催し、8月31日まで作品応募を呼び掛けている。
 今年5月に設立された「アグリデザイン評議会」の第1弾企画として行われている同コンテストは、農作業の際に着用するファッションをテーマに、学生や企業、一般参加者から新しい農業ウェアのデザインを募っているもの。「重いイメージのある『農業』ではなく、『アグリ』としてポップなイメージを広げたい」(同事務局の茅野さん)という狙いもあり、審査員には、クリエーティブユニットの「生意気」をはじめ、東京コレクションでも注目を集めるブランド「ドレスキャンプ」のデザイナー、岩谷俊和さん、ファッションディレクターの林保弘さんなどの気鋭クリエーターが名を連ねている。「21世紀の農業風景」をテーマにしたポスター(=写真)は、愛知万博の公式ポスターを手掛けた伊藤桂司さんと生意気が共同で制作した。
 募集内容は、「理想のアグリファッション」「タウンユース」など4項目の中からいずれかを選択するファッションデザイン部門と、農作業時の着こなし方を募るスタイリング部門の計2部門。各部門のグランプリには賞金50万円を進呈する。
 同事務局によると現在までの応募状況は、夏期課題として取り上げたいという農業高校からの要望をはじめ学校単位の問い合わせが多く、中には韓国のファッションスクールからの問い合わせもあるという。コンテストの結果は今年11月に公式ホームページ上で発表される。
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2006年07月24日

東京都西多摩郡瑞穂町で農業体験農園が開設、利用者を募集

 東京の西部、瑞穂町で農業体験農園が開設され、利用者を募集しています。
農業体験農園は、園主(農家)の指導を受けて、栽培から収穫まで行うという「農のカルチャースクール」です。カリキュラムに沿って講習を受けるので、自由に作物を作れないという欠点はありますが、基本技術を学ぶのはうってつけです。

◆農園名:大野農園
◆所在地:東京都西多摩郡瑞穂町大字高根
◆募集区画:30平米、14区画 先着順
◆利用料金:15,000円
◆利用期間:2006年8月〜2007年1月まで
◆募集期間:2006年7月28日まで 受付時間9時〜17時まで
◆連絡先:瑞穂町役場産業振興課 TEL042−557−7630
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